#趣味 京都めぐり 祇園風情と日本酒の魅力を再発見

趣味|hobby
体験の内容

京都府南部に住んでる地の利で京都めぐりの体験談を紹介しています。
ーこの記事では恵方呑み、節分の「祇園おばけ」を紹介していますー

シュミル
シュミル

京都の四季折々の表情を楽しみながら、京都の街歩きをする「京都めぐり」の良さに気づいたのは50歳を超えてからです。ちょっと散歩するだけでもその風情がしっかりと感じられるのが京都の良さだと思っています。

シュミル
シュミル

京都府下に住む私は、京都に住んでいるのに「今日は京都に行ってくるわ」とちょっと不思議なことを言いつつ京都市内に出かけることが今は趣味のひとつになっています。

京都めぐり、久々の祇園で感じた風情

そんな私ですが、最近は少しご無沙汰していた祇園へ、久しぶりに足を運びました。

節分の時期に訪れた祇園は、いつも以上に風情たっぷり。石畳の路地を歩くと、行き交う人々の話し声や、ほんのりと灯る町屋の明かりが心に沁みます。冬の冷たい空気の中に、どこか温もりを感じる——そんな京都ならではの空気感を、改めて味わいました。

町屋の灯りにほっこり、祇園新橋の食事処へ

訪れたのは、祇園新橋にひっそりと佇む町屋の食事処。控えめな入口がかえって心を和ませてくれます。

暖簾をくぐると、店内にはやさしい灯りがともり、木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気。カウンター席に座ると、とてもゆったりとした気分になりました。人との距離感がちょうどよく、ひとりで訪れてもきっと落ち着いて食事が楽しめそうです。

節分の恵方吞み

節分といえば「豆まき」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、京都では「恵方吞み」という風習があります。その年の恵方(縁起の良い方角)を向きながら、お神酒をいただくというもの。

この日、私も祇園の食事処で恵方吞みに初挑戦。お店に入ると、まずは八坂神社のお札が祀られた神棚にご挨拶し、お神酒を一口。しみじみと心が落ち着き、京都ならではの文化に触れた嬉しさがこみ上げてきました。

日本酒との出会い、60歳からの楽しみ

実は、私はこれまであまり日本酒を飲んできませんでした。お酒自体は好きですが、日本酒は「強い」「飲みにくい」というイメージがあり、避けがちだったのです。

しかし、この日いただいた日本酒は、スパークリングのようなさわやかさがあり、するすると喉を通る心地よさがありました。お店の方が「強めなので日本酒とお水を交互に飲むのがおすすめです」と教えてくださり、その通りに試してみると、からだにほどよい酔いが感じられました。

お料理は、鴨ロース、おでん、オイルサーディン。どれも日本酒とぴったりで、おだし上品な味を感じました。お料理の美味しさと日本酒の絶妙な組み合わせで「日本酒って、いいものね」と思うほどに——。60歳になって、こんな素敵な出会いがあるなんて、人生まだまだ楽しみが増えそうです。

女性ひとりでも楽しめる祇園の魅力

食事のあとは、お店の方のご厚意で町屋の2階を見学させていただきました。木の梁や障子、畳の香り——どれもが昔のまま大切に守られ、歴史を感じます。

祇園というと、格式が高く少し敷居が高いイメージもありますが、こうした温かいお店に出会うと、「また訪れたいな」と思えます。これからも、女性ひとりでも気軽に入れる、京都の風情を感じられるお店を探していきたい——そんな新しい楽しみが生まれた一日でした。

祇園おばけ

京都祇園の節分には、「おばけ」と呼ばれるユニークな風習があります。これは、節分の夜に普段とは違う姿に仮装して厄を払うというものです。特に祇園の花街では、芸舞妓さんが普段とは異なる衣装に身を包み、趣向を凝らした姿で客をもてなす伝統行事として知られています。

「おばけ」の由来

「おばけ」の風習は、「変装することで厄災や鬼が人を見分けられなくなり、厄を避けられる」 という考えに由来するとされています。古くから京都の花街を中心に広まり、特に祇園では芸舞妓が普段とは異なる衣装や扮装をして、節分の特別な一夜を楽しむ習慣として定着しました。

近年では、一般の人々も趣向を凝らした仮装をして節分の夜を楽しむ風景が見られ、京都ならではの文化として親しまれています。

おわりに

シュミル
シュミル

久しぶりの祇園めぐりで、節分の恵方吞みとともに、日本酒の魅力に出会うことができました。60歳になっても、新しい発見があることは、とても幸せなことですね。

シュミルン
シュミルン

京都の風情とともに、大人の楽しみを深めていきたいね。次はどの季節の京都を訪れようか、今から楽しみよね。

シュミル
シュミル

京都風情を日本の季節ごとの行事を気にかけながら、様々な催しを楽しみたいと思います。

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