この記事は日帰り旅「関西万博」について細かいことは抜きにして、とにかく楽しかった話をざっくりと紹介しています。
ー今回の記事はシリーズで紹介しています。第4話は「世界との出会い」をテーマに、ドイツ・アメリカ・コモンズDの感動や発見、そして思いがけない自分へのご褒美(指輪)との出会いを含めてまとめてみました。ー
万博の醍醐味って、「世界と出会えること」だと思います。60代で海外への旅行は体力と資金力が必要です。万博に来てみて良かったことのもうひとつは、あきらめかけていた海外旅行を気分だけでも味わえたことです。
◆ ドイツ館:かわいい×本気の「循環社会」
入った瞬間、まず目に入ったのが、ドイツのマスコット“サーキュラー”くん。
まんまるの見た目に思わずほっこり。だけど展示内容はとっても本格的!

テーマは「循環経済」。
「使い捨て」から「循環する暮らし」へ。リサイクルだけでなく、“再設計”という考え方が紹介されていて、60代の私でも「なるほど、まだできることがあるな」と感じました。



かわいさと知性が共存する空間って、心がやさしくなる気がします。
◆ アメリカ館:スケールと夢に圧倒
次に訪れたのはアメリカ館。
入った瞬間から、とにかく**「スケールの大きさ」に圧倒!**
宇宙への挑戦、人類の進化、テクノロジーと人とのつながり……
展示ひとつひとつに「アメリカらしい前向きさ」が感じられて、見ていて胸がスッと晴れていくようでした。



60代でもまだ知らない“未来の夢”がたくさんあることを実感しました。
◆ コモンズD:異国文化と“出会いの指輪”
そして私の心をギュッとつかんだのが、コモンズDエリア。
小さな売店で目に留まった、オパールの指輪。
控えめで不思議な色の光を放つその石に惹かれ、気づけば「記念に」と手にしていました。

これが万博ならではの出会いなんですね。
ただの買い物じゃない、“異国と自分をつなぐ”瞬間でした。
その近くにあったパキスタンの岩塩の展示も印象的でした。
幻想的なライティングで並べられた岩塩の美しさに見とれ、タッチパネルの説明もじっくり読んでしまいました。
文化の奥行きや土地の個性を感じられる展示って、静かだけど心に残ります。



【最後にひとこと】
世界は広くて、それぞれに美しさがある。
万博はその“片鱗”に触れさせてくれる場所なんだと、あらためて感じました。
そして、手元にはキラリと光るオパールの指輪。見るたびに、この日の出会いを思い出せそうです。
次回は、いよいよ**「私のイチオシ」日本館とラストのひととき編**です。