#転職 記事⑤ 60代でもスキルの形成できた!

転職|体験談
体験の内容

60歳を超えてから転職し、1年半が経ちました。現在64歳。これまでの振り返りと、身につけたスキル、そしてこれから目指したい目標について書いてみたいと思います。

転職後、ワクワクの毎日が始まった!

転職してから、まるで「新入社員」になった気分で1年半が過ぎました。最初の頃は、覚えることの多さにびっくりしながらも、毎日が刺激的で楽しくて仕方なかったです。

特に驚いたのは、WordPressのスキルが実務で役立ったこと。最初は「更新」だけのはずが、ちょっとしたバナー作成や、簡単なレイアウト変更まで頼まれるように。自分でも「こんなことできるようになったんだ!」とびっくりしています。


サイトリニューアルのお手伝いも!

転職先の会社では、古いホームページをリニューアルするプロジェクトが立ち上がっていました。
「このための要員として採用されたのか!」と思いましたが、毎日旧サイトの原稿を新しいサイトに移し替える作業に参加することに。

WordPressの操作に加えて、HTMLのタグの意味を調べたり、画像サイズを調整したり、SEOのことまで考えたり…。ただの更新作業ではなく、Web全体の仕組みにどんどん興味が湧いてきました。


ところが次は……ムーバブルタイプ!?

サイトリニューアルが一段落したところで、別の案件で登場したCMSは、Movable Type(ムーバブルタイプ)
「えっ!?また新しいツール!?」と驚きながらも、基本操作を教えてもらいながら、見様見真似で進めています。

CMSごとにルールや操作が違うので、最初は戸惑いましたが、慣れてくると「これができた!」の連続。60代になってから、こうやって新しいことを学ぶ喜びを再確認しています。


HTMLも必要!?手探りでコンテンツ修正!

CMSを使った更新も、内容によってはHTMLタグを直接修正しなければいけない場面も出てきました。
そんなときは、昔のノートや講座の資料を引っ張り出して、タグの意味を確認。検索しても答えがすぐ出てくる時代だから、本当に助かります。

思いがけず「コードを書く」ことに触れ、60代でもITの世界に関われるんだなあと実感しました。


顧客管理や営業支援まで!?未知のクラウドソフトに挑戦

Webの仕事以外にも、CRM(顧客管理)やSFA(営業支援)機能が一体となったクラウド型のソフトウェアの操作も求められました。

最初はカタカナ用語の多さにめまいがしましたが、「入力」「検索」「分析」「共有」など、基本を覚えていくと意外に便利。会社の営業スタッフとも連携しながら、自分の作成したページがどれだけ役立っているかを見る視点も得られました。


ABテストって何?コンテンツの成果を「見える化」

最近は、WebコンテンツのABテストにも関わるようになりました。
タイトルを変えたり、画像の配置を調整したりして、ユーザーの反応を見て改善を続ける方法です。

数字で見る「効果」に、ちょっとドキドキしながらも、改善→実行→効果確認という流れにワクワク。自分が手を加えた部分に成果があると、思わずにんまりしてしまいます。


64歳、「今もまだ成長の途中です」

62歳半で転職し、あっという間に1年半。気がつけば64歳になっていました。
再雇用の時代はどこか「これまでの経験で乗り切る」感覚がありましたが、今は違います。
「知らないことを学ぶ」「初めてのことをやってみる」毎日に、自分でも驚いています。


これからの目標は「ホームページ制作」そして「個人事業主」!?

次の目標は、ホームページを自分で一から作ること!
さらに65歳を過ぎたら、趣味も活かして個人事業主として小さく始めることも夢見ています。

60代は、実はまだまだ成長期かもしれません。
「やってみたいな」と思ったことを、少しずつでも形にしていける。そんな日々を送れている今が、何より幸せです。


最後に:同世代のあなたへ

「もう年だから…」と諦めそうになることもあるかもしれません。
でも、60代だからこそチャレンジできることもあると、私はこの1年半で実感しました。

転職してよかった。
そして、これからも楽しいことを見つけていきたいと思います。

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