9月になり来年の春、花が沢山咲くように花壇用の苗や球根を準備する時期がやってきました。ガーデニングを始めて3年がたちますが、春の花を楽しむためには秋の土作りと苗や球根選びが大切です。私はいつもサカタのタネとコメリのネットショップで予約注文をしています。
そろそろ、ガーデニングも来年は4年目ね!慣れてきたんじゃない?
いや~。まだまだ、どういう苗や球根を選べば良いのかは勉強中です。NHKの趣味の園芸の本などを参考にして、苗を選びますが掲載している花が売ってないものもあります。そうなると、変わりに何を植えるかを手に入る苗でレイアウトを考えたりしています。
昨年はチューリップの球根くらいしか植えられなかったので、2024年の春に向けてしっかりと設計したいと思います。
京都府南部では例年9月中旬くらいには少し気温も落ち着いてくるので、朝、夕に土の準備などをしながら、球根と苗を選んでいきます。10月に苗や球根が届いたら植え付けを始めます。
追記:2023年は気温が9月中旬になっても下がらず、おおよそ10月からの作業になりそうです。温暖化によっては植え付け時期も変化し、育つ植物も変わってくるのかもしれませんね。
植え付けが終われば冬を越して春を待ちますが、3月くらいには花の市場で苗が手頃な価格で入手できるので、ビオラ・パンジーなどを追加して植え込む予定です。
それでは、土作りにはこだわりながらも、育成が簡単な球根を選んで春の庭先が陽気できれいに咲くようにレイアウトを考えましょう。
プランターの土も入れ替えて、しっかりと再生できればと思います。
土地の準備
不要な植物や雑草を取り除く
不要な植物を取り除き、雑草を根こそぎ抜いてガーデンエリアを掃除します。しかりと根っこまで取り除くことで、ふんわりした土ができあがります。
「土をふるう道具」
土の中に残った根っこを取り除くために、3段の約10,000円を購入するかどうか迷っています。今は3種類のふるいで根を取り除いたりしているのですが、今年ふるいをしてみて、手首の痛み具合で来年に購入するかどうかを考えたいと思います。
8月に雑草を取りましたが、1ヶ月も経てば草がぼーぼーです。
今年の夏は暑すぎて草引きがちょこちょこできませんでした。
土壌のpH確認する
私もph?難しい!ってはじめは思いました。1年目はまったく確認せず植えていました。ただ、やはりそれが原因なのかわかりませんが、上手く育たないものもありました。
しっかりと土壌を作ることが必要だと思い、2年目からは測って調整してみました。pHはデジタル土壌酸度計を使用すれば確認できるので、試してみてもいいかもしれません。
土壌のpHは一般的に6.0~6.5の弱酸性が好適といわれています。ただ、酸性を好む植物もあるので確認してください。
引用:農林水産省 土壌のpHと作物の生育 3-1 作物別最適pH領域一覧より
土壌のpHレベルを測定器で確認して、植物がどのpHを好むのかを確かめて植える場所の「pHが酸性であればアルカリ性にする。」「アルカリ性であれば酸性にする。」とだけ考えて調整しています。
酸性土の場合は苦土石灰を加えアルカリ性を高くします。(例:pHを1.0上げるための量の目安は1㎡(深さ10cm)当たり、苦土石灰を150g~200gで調整します。※苦土石灰以外にも石灰資材があります。)
アルカリ性の場合はPH未調整のピートモス等を加えます。(例:ピートモスは土壌に対して2~3割混ぜるとpHを0.2~1.0ほど酸性になります。)
pHを調整した後は1〜2週間ほど時間をおきます。
pHは土壌中の水素イオン濃度H+. の指標として. 逆数の対数で表し、5.0以下が強酸性、5.0∼5.5が. 酸性、5.5∼6.0が弱酸性、7.0が中性、7.0以上が. アルカリ性です。
球根と苗の選定
ガーデンのスタイルとデザイン
ガーデンのスタイルとデザイン: ガーデンのデザインを決定し、それに合った球根と苗を選びます。
まず、庭のレイアウトを紙に書きます。花が咲いたらどんなイメージになるか想像して、植える種類を書き込みます。
予算と球根と苗の予約購入
予算と購入予定:20,000円:苗や球根はネットの園芸店やホームセンターなどで予約し、石灰・腐葉土・堆肥・育苗用土・土壌改良材はホームセンターに行って購入します。
エキナセアやスカビオサの苗が欲しかったのですが、手に入りませんでした。ネットを見る時期が遅かったのかもしれません。来年は5月くらいから見るようにしたいと思います。
球根や苗を選んでいるときは、秋から冬を過ぎれば花が楽しめるということでワクワクします。9月にネットで予約購入した球根と苗、これから花市で購入予定をご紹介します。
球根・苗 | 開花時期・色・特徴など | 個数 | 値段 (税込) |
チューリップ 二色咲き4種混合 | 3~4月:同一品種を群植で開花時の見応えが出ます。 | 100球 | 3,980円 |
チューリップ 桃花品種4種混合 | 3~4月:同一品種を群植で開花時の見応えが出ます。 | 100球 | 3,980円 |
アリウム ピンク&ホワイトミックス | 5~6月:白の「グレイスフル」とピンクの「カロリニアナム」 | 10球 | 931円 |
アリウム ギガンチューム | 5~6月:花のボールのようでインパクトがあり | 2球 | 1,406円 |
宿根ネメシア アレンジ 2種 | 4~6月:ピンク、ラベンダー | 8苗 | 1,691円 |
デルフィニウム キャンドル ブルー | 5~7月:青・約70cmくらいになります。 | 32本 | 3,211円 |
ビオラ・パンジー(予定) | (近所の花市で購入予定) | 25苗 | 1,595円 |
土壌づくり
有機質物の追加
雑草などを取ったあと苦土石灰・ピートモスでpH調整した花壇に、腐葉土や堆肥を土壌に混ぜて有機物を増やし、栄養分を供給します。
土を耕してふかふかに
土壌を耕しピートモス、もみ殻くん炭などで土をふかふかにして通気性、排水性、保水性をよくします。
耕す深さは植物の大きさにもよりますが、しっかりと30センチくらいはふかふかにします。
植え付け
適切な間隔と深さの確保
各種球根や苗を植える際に、適切な深さと間隔を確保します。
チューリップは植え付けが簡単です。地植えなので間隔は約3~5センチ、土の表面から約10センチに植えておきます。
サカタのタネさんに発注すると一緒に植え付け説明書がついてくるので毎年そちらを参考にしています。初めて購入する植物でもその説明書を見ながら植えています。
球根と苗の植えつけ方法
花の色などを確認して、先に植える場所に置いていきます。
植物を配置する
ガーデンデザインに合わせて球根や苗を配置します。
花が咲いたときを想像して、好みの配色バランス・花の高さバランス考えてを決めましょう。
この植え付けの時の想像力が、花壇が好みの美しさになるポイントなのでしっかりと想像するとよいと思います。
プランターの土の再生3ステップ
- プランターの土の中の古い根っこを取り除きます。
- 細かい土を取り除きます。
- 再生用の育苗用土・土壌改良材を加えます。
冬を超えて春になり、花が咲いたときを楽しみに!またブログ更新で掲載いたします。
お読みいただきありがとうございました。🐷