60代 西国三十三所 #巡礼の旅

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体験の内容

60代で始めた「西国三十三所巡り」の体験談を書いています。
ー巡礼スケジュール、ツアーについて、巡礼の持ち物などについてー

60代で始めた巡礼の旅 西国巡礼と四国巡礼の違いって何?

西国三十三所巡礼を始めたきっかけは、近所の高校の先輩と話しているとき「巡礼に3回目を回っているけど、とてもいいよ!」と紹介されたことがきっかけです。

50代くらいまでは全く興味もなかったので、自分でも続けて回れることがちょっと不思議ですが、巡礼しているときも帰ってからもとても心が落ち着く感じになり、また行きたくなります。荘厳な寺院や深い緑に触れること、読経したりすることが心の癒しになるのかもしてません。

私の母が70代で亡くなったとき、副葬品として四国遍路の白衣(びゃくえ)、お気に入りの着物、子どものへその緒など棺に入れました。母も60代で四国八十八か所遍路に行っていたのかもしれません。
そして、私も後10年も経てば母が亡くなった年齢になるんだと実感しました。

四国と西国の違いをも知りませんでしたが調べてみると心がけや目的が違うようでした。

西国三十三所巡礼は「観音巡礼」であらゆる人を救済する観音菩薩の慈悲の心に触れること。

四国八十八ヶ所巡礼(四国遍路)は、「四国霊場」88か所のお寺を巡り自らの煩悩を払い清め、自分自身の行いを見つめなおすということなど修行の意味合いがあること。

巡礼スケジュール

私は西国巡りを始めようと決めました。番号順に回らなくても良いようでしたが、最初は1番札所から回ることにしました。電車では時間がかかってしまう場所もあり、車でも遠方すぎることもあり、日帰りのバスツアー、タクシーツアーの日程を探しました。

2024/4/20 西国三十三所巡礼バスツアー〔1番〕青岸渡寺(せいがんとじ)・熊野那智大社詣

2024/5/13 西国三十三所巡礼ツアー〔20番〕善峯寺:(よしみねでら)〔21番〕 穴太寺(あなおじ)〔22番〕総持寺(そうじじ)〔23番〕勝尾寺(かつおうじ)

2024/5/25 西国三十三所巡礼バスツアー〔2番〕金剛宝寺(紀三井寺)(こんごうほうじ(きみいでら))〔3番〕粉河寺(こかわでら)〔4番〕施福寺(せふくじ)

2024/6/29 西国三十三所巡礼バスツアー〔5番〕葛井寺(くずいでら)〔6番〕南法華寺(壷阪寺)(みなみほっけじ(つぼさかでら)〔7番〕岡寺(おかでら)〔8番〕長谷寺(はせでら)〔番外番〕法起院(ほうきいん)

2024/7/20 西国三十三所巡礼タクシーツアー〔9番〕南円堂(なんえんどう)〔10番〕三室戸寺(みむろどじ)〔11番〕上醍醐 准胝堂(かみだいご じゅんていどう)

2024/9/9 西国三十三所巡礼バスツアー〔26番〕一乗寺(いちじょうじ)〔27番〕圓教寺(えんぎょうじ)

2024/9/21 西国三十三所巡礼ツアー〔12番〕岩間寺(いわまでら)〔13番〕石山寺(いしやまでら)〔14番〕園城寺(三井寺)(おんじょうじ(みいでら))〔15番〕今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)


2024/10/7 西国三十三所巡礼バスツアー〔28番〕成相寺(なりあいじ)〔29番〕松尾寺(まつおでら)

シュミル
シュミル

成相寺のご本尊は「聖 観世音菩薩」様、秘仏で開帳は33年に一度。お参りすれば身も心も美しくなる「美人観音」とも呼ばれているそうです。また、願い事が成り合うという成相寺と呼ばれるようになったとのこと。本堂下の石段の脇には「一願一言地蔵」様があり、願い一言を叶えてくださるということで「身心健全」とお願いしました。

シュミル
シュミル

青葉山 松尾寺のご本尊は「馬頭観世音菩薩」様、秘仏で開帳は不定。馬頭観音は観音さまで唯一、怒りの形相で、諸悪を除き、煩悩を断つといわれています。2022年~令和の大改修でした。2026年に完成予定とのことで、その時にはまた是非参拝して拝みたいと思います。



2024/10/19 西国三十三所巡礼タクシーツアー〔24番〕中山寺(なかやまでら)〔25番〕播州清水寺(ばんしゅうきよみずでら)〔番外番〕花山院菩提寺(かざんいんぼだいじ)

2024/10/28 西国三十三所巡礼バスツアー〔30番〕宝厳寺(ほうごんじ)〔31番〕長命寺(ちょうめいじ)

2024/11/25 西国三十三所巡礼バスツアー〔32番〕観音正寺(かんのんしょうじ)〔33番〕華厳寺(けごんじ)

2024/12/7 西国三十三所巡礼タクシーツアー〔番外番〕〔16番〕清水寺(きよみずでら)〔17番〕六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)〔18番〕六角堂 頂法寺(ろっかくどう ちょうほうじ)〔19番〕行願寺(ぎょうがんじ)

お気に入りの巡礼ツアー

ツアーによって価格は違いますが、私のお気に入りのツアーは日帰り・京都八条口付近発・昼食付で自分で御朱印をもらうツアーでした。

ツアーの費用は15,000円~18,000円程度です。御朱印代・お土産代・途中立ち寄ることのある道の駅などのお小遣いも含めれば費用は20万円前後+ツアー集合場所までの交通費になるかと思います。

2024年の三十三所巡礼は12日間になりそうです。

そろえた用品

私が購入した用品は「御朱印帳」のみ、バインダー式の御朱印帳です。その日に巡る番の部分だけを外して持って行けるので軽くて良いのですが、重厚感のある冊子の方がよかったかもと今は思っています。

他にも白衣の「笈摺(おいずる)」や表装すれば掛軸になる「納経軸」、専用の台紙に貼って額縁に収める「西国観音曼荼羅」などがあるようです。

ネットなどで購入もできますし、巡るお寺でも購入できます。

後は難所と言われる施福寺(せふくじ)にはトレッキングポール(ステッキのようなもの)を持参しました。こちらを巡るときは、是非持って行かれることをお勧めします。

四国八十八か所お砂踏み法要

今熊野観音寺にて、2024年9月21日に四国八十八か所お砂踏み法要を体験しました。ご本尊御開帳日の9月21~23日に同情に八十八か所の各霊場の御砂が敷いてありり、各寺院の掛軸にお参りすることができます。
偶然にもその日にお参りすることができました。

「甘露」という言葉に初めて触れました。仏教で煩悩の火が消えた安らかな境地「涅槃」のとして使用されているとのことです。

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