60代で始めた「西国三十三所巡り」の体験談を書いています。1巡目ははじめてのことばかりで、いま振り返りながら記憶をたどり、どの観音様が納められていたのかなどを調べながらつづっています。
60歳から興味をいだき体力的にも無理のないスケジュールをたてることはとても大切でした。
特に、暑い時期の巡礼はできるだけ避けることをお勧めします。1巡目の巡礼の体験記は夏の時期も入っていますが、スケジュールは年間を通して検討されるとよいと思います。
持ち物なども参考までに掲載してみました。
60代で始めた巡礼の旅 西国巡礼と四国巡礼の違いって何?
西国三十三所巡礼を始めたきっかけは、近所の高校の先輩と話しているとき「巡礼に3回目を回っているけど、とてもいいよ!」と紹介されたことがきっかけです。
50代くらいまでは全く興味もなかったので、自分でも続けて回れることがちょっと不思議ですが、巡礼しているときも帰ってからもとても心が落ち着く感じになり、また行きたくなります。荘厳な寺院や深い緑に触れること、読経したりすることが心の癒しになるのかもしてません。
私の母が70代で亡くなったとき、副葬品として四国遍路の白衣(びゃくえ)、お気に入りの着物、子どものへその緒など棺に入れました。母も60代で四国八十八か所遍路に行っていたのかもしれません。
ふと気づけば、母が亡くなった年齢まであと10年。母が四国遍路に身を投じたのも、ちょうど今の私と同じくらいの頃だったのかもしれません。形は違えど、私も巡礼を通して、母と同じように自分自身の心と静かに向き合いたいと感じています。
「四国と西国の違い」
四国と西国の違いをも知りませんでしたが調べてみると心がけや目的が違うようでした。
- 西国三十三所: 「観音巡礼」。あらゆる人を救う観音菩薩の慈悲に触れ、心の平穏を願う旅。
- 四国八十八ヶ所: 「修行の道」。自らの煩悩を払い、自分自身を厳しく見つめ直す旅。
巡礼スケジュール
私は西国巡りを始めようと決めました。番号順に回らなくても良いようでしたが、最初は1番札所から回ることにしました。電車では時間がかかってしまう場所もあり、車でも遠方すぎることもあり、日帰りのバスツアー、タクシーツアーの日程を探しました。

巡回したスケジュールは年12回です。各お寺のエリアや観音様の情報、写真やは次ページに掲載していますので、ご興味があれば次ページも見てください。
まずは1巡目の年間スケジュールを掲載しました。
- 2024/4/20 西国三十三所巡礼バスツアー〔1番〕青岸渡寺(せいがんとじ)・熊野那智大社詣
- 2024/5/13 西国三十三所巡礼ツアー〔20番〕善峯寺:(よしみねでら)〔21番〕 穴太寺(あなおじ)〔22番〕総持寺(そうじじ)〔23番〕勝尾寺(かつおうじ)
- 2024/5/25 西国三十三所巡礼バスツアー〔2番〕金剛宝寺(紀三井寺)(こんごうほうじ(きみいでら))〔3番〕粉河寺(こかわでら)〔4番〕施福寺(せふくじ)
- 2024/6/29 西国三十三所巡礼バスツアー〔5番〕葛井寺(くずいでら)〔6番〕南法華寺(壷阪寺)(みなみほっけじ(つぼさかでら)〔7番〕岡寺(おかでら)〔8番〕長谷寺(はせでら)〔番外番〕法起院(ほうきいん)
- 2024/7/20 西国三十三所巡礼タクシーツアー〔9番〕南円堂(なんえんどう)〔10番〕三室戸寺(みむろどじ)〔11番〕上醍醐 准胝堂(かみだいご じゅんていどう)
- 2024/9/9 西国三十三所巡礼バスツアー〔26番〕一乗寺(いちじょうじ)〔27番〕圓教寺(えんぎょうじ)
- 2024/9/21 西国三十三所巡礼ツアー〔12番〕岩間寺(いわまでら)〔13番〕石山寺(いしやまでら)〔14番〕園城寺(三井寺)(おんじょうじ(みいでら))〔15番〕今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)
- 2024/10/7 西国三十三所巡礼バスツアー〔28番〕成相寺(なりあいじ)〔29番〕松尾寺(まつおでら)
- 2024/10/19 西国三十三所巡礼タクシーツアー〔24番〕中山寺(なかやまでら)〔25番〕播州清水寺(ばんしゅうきよみずでら)〔番外番〕花山院菩提寺(かざんいんぼだいじ)
- 2024/10/28 西国三十三所巡礼バスツアー〔30番〕宝厳寺(ほうごんじ)〔31番〕長命寺(ちょうめいじ)
- 2024/11/25 西国三十三所巡礼バスツアー〔32番〕観音正寺(かんのんしょうじ)〔33番〕華厳寺(けごんじ)
- 2024/12/7 西国三十三所巡礼タクシーツアー〔番外番〕〔16番〕清水寺(きよみずでら)〔17番〕六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)〔18番〕六角堂 頂法寺(ろっかくどう ちょうほうじ)〔19番〕行願寺(ぎょうがんじ)
60代になってからは夏の暑さは本当に体力を消耗します。春・秋・冬を中心に巡礼のスケジュールを調整することがポイントだと思っています。
お気に入りの巡礼ツアー
ツアーによって価格は違いますが、私のお気に入りのツアーは日帰り・京都八条口付近発・昼食付で自分で御朱印をもらうMKバス・タクシーツアーでした。
ツアーの費用は15,000円~18,000円程度です。御朱印代・お土産代・途中立ち寄ることのある道の駅などのお小遣いも含めれば費用は20万円前後+ツアー集合場所までの交通費になるかと思います。
2024年の三十三所巡礼は12日間になりました。
そろえた用品
私が1巡目に購入した用品は「御朱印帳」のみ、バインダー式の御朱印帳です。その日に巡る番の部分だけを外して持って行けるので軽くて良いのですが、重厚感のある冊子もよいと思います。2巡目に行くときには購入したいと思いました。
他にも白衣の「笈摺(おいずる)」や表装すれば掛軸になる「納経軸」、専用の台紙に貼って額縁に収める「西国観音曼荼羅」などがあるようです。
ネットなどで購入もできますし、巡るお寺でも購入できます。

バインダー式の御朱印帖は参拝するお寺のみのページを持っていけるというメリットにひかれて購入しました。





特に難所の施福寺では、トレッキングポールが「頼もしい支え」のように役立ちました。自信のない方は、ぜひ気兼ねなく持参されることを強くお勧めします。

トレッキングポールについて
「私が使ったのは、登山用の折りたたみ式トレッキングポールです。おしゃれなデザインのものも多く、使わないときはバッグにしまえるので、公共交通機関での移動でも邪魔にならず重宝しました。」
画像のものがAmazonで購入したトレッキングポールです。取説・付属でトレッキング用のキャップ(2セット)、ウォーキング用のキャップ、スノーバスケットの3種類が付いていました。
※左の画像はコンパクトにしたとき(56.5㎝)
※右の画像は長さを調整したもの(最長120㎝まで調整できます)




次のページからは春・夏・秋・冬に分けて1巡目の日程をご紹介します。

