【60代からの西国三十三所】猛暑でも安心!タクシーツアーで巡る一乗寺・圓教寺日帰り旅

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本ページはプロモーションが含まれていますが、実際に体験した正直な感想を綴っています。
体験の内容

60代で始めた「西国三十三所巡り」の体験談を書いています。中先達となり3巡目を回っています。今回の記事は「26番法華山 一乗寺(兵庫県)・27番書写山 圓教寺(兵庫県)」の2カ寺を日帰りタクシー旅に参加した「1日にギュッとつまった」体験を綴ります。
真夏でも対策してゆけば60代でできるだけ無理なく参加できるような準備についてもまとめてみました。

【前編】西国26番札所一乗寺と昼食

【京都駅を出発!MKジャンボタクシーで快適なスタート】

朝の集合は8時20分。京都駅八条口から、今回の旅が始まります。
遠方から参加される方も多いツアーなので時間厳守を心がけたいところですが、この日は集合時間の8:20に少し遅れてしまい反省……。周りの方への気配りも大切にしようと気を引き締めました。

京都駅前のMKタクシーの乗り合い場所から8:30を出発してすぐ、車窓の窓から東寺の五重塔が見えました。

夏の強い日差しを受けて青空にそびえ立つ塔の姿に、改めて『今日は夏の暑さをしのぎながら三十三所を巡りきろう』と決意。ジャンボタクシーの大きな窓からこの景色を眺めながら、まずは一乗寺へと向かいました。

シュミル
シュミル

出発してからはツアーガイドさんとドライバーさんから簡単な自己紹介がありました。
その後は過剰な観光案内などもなく、各自で自由にリラックスして過ごせる雰囲気。「ツアーだからと終始気を使わなければいけないのかな?」という不安も吹き飛ぶような『適度なほったらかし感』が、一人参加の私にはとても気楽で心地よい時間となりました。

65歳、体力維持と向き合いながら挑む夏の巡礼

  • 今回の目標「無理せずマイペースで怪我なく参拝すること」

法華山 一乗寺(兵庫県)には162段の階段があります。ビルの高さに例えると8~9階分くらいでしょうか。

ただ、一直線につづくのではなく3つの階段ににわかれていて途中に踊り場や日陰があります。無理をせず、途中で止まって休憩、また一つの階段を登り切ったら生きを整えると60代の私でもそれほど息を切らさずに登れました。(心拍数の鍛錬にもなりますが、心拍を上げすぎないようにマイペースで登るようにしています。

シュミル
シュミル

三十三所の巡礼を続けるためにはスクワットなどの筋トレを続けていると息が上がるのを軽減できると思います。私は1日15回を3セットなどを毎日ではないですが、週に3回くらいは続けています。

9時45分 権現湖SAでほっと一息。ツアーの温かい交流と心強い案内

京都を出発して約1時間15分、9時45分に権現湖サービスエリア(SA)に到着し、トイレ休憩となりました。雲ひとつない青空のもと、車外に出て深呼吸をすると気持ちが良いです。

※ここでワンポイント!

参拝に持っていく御朱印を受ける品をトイレなど不浄な場所には持ち込まないように注意しましょう。

一人で参拝すると「参拝グッズトイレに持ち込まない」といわれても難しい場合があります。

でも、タクシーツアーであれば、駐車場近くにトイレがあれば参拝グッズを置いていくこともできるのでこれもポイントになります。

今回のツアー参加者は7名。ジャンボタクシーのステップには乗り降りがしやすいよう踏み台も用意されており、細やかな配慮がありがたいです。

シュミル
シュミル

ここでこれからの水分補給用に飲み物を購入。

お隣の席の参加者の方が「サンダルで大丈夫?」と階段を上ることを気遣ってくださり、「ねぎみそせんべい」をいただきました。

参拝の流れの説明とドライバーさんの豆知識

9時54分、SAを出発。 車内では添乗員さんから「一乗寺到着後の参拝手順(読経 ➔ ろうそく・お線香 ➔ 納め札 ➔ 御朱印拝受 ➔ 境内散策)」について分かりやすい説明がありました。

※ここでワンポイント!

ツアーでは「納め札」「ろうそく」「お線香」はセットに含まれておらず、各自で事前に準備して持参する必要があります。忘れないよう、お参りセットと一緒にあらかじめ用意しておくと安心です。
ツアー代金に含まれるのはタクシー移動費(ガソリン・駐車場代・高速代)・昼食代・拝観料となります。

(ご参考まで)MKタクシーツアーの西国三十三所巡礼ツアー〔26/27番〕一乗寺・圓教寺( 1日間 )は1名18,000円です。京都駅八条口MKタクシーのりば 08:30発 ※2026年8月5日時点

さらにドライバーさんからは、 「一乗寺には、昔の貴重な『木の納め札』があるんですよ」 「一乗寺を開かれたといわれる法道仙人(ほうどうせんにん)のお話」 など、一乗寺ならではの歴史や見どころなどご案内がありました。

難関・一乗寺の石段に挑む!60代の私が実感したこと

10時05分、いよいよ一乗寺の石段を登り始めます。山門をくぐると、目の前には青空に向かって伸びる長い石段が。

事前情報で「急階段」と聞いていたので身構えていましたが、実際に登ってみると、162段の石段は大きく3つのブロックに分かれていました。

各ブロックの切れ目で自然と呼吸を整えることができたため、思ったほどしんどさは感じませんでした。「よし、次の踊り場まで」と思って登りました。

ここでワンポイント!

お寺の境内や階段は、昔からの習わしで左側通行が基本です。参道の真ん中は仏様や神様が通る道(正中)とされるためを避けて、左側を静かに上り下りします。

また、門の敷居や、お堂の入り口の敷居は踏まないようにまたぎます。

本堂での納経と、天井に広がる歴史

10時20分、石段を登りきり、本堂(朱雀堂)へ到着。 登りきった達成感と、境内を吹き抜ける風が心地よいです。 手水鉢の水面も涼しげです。

10時25分から、本堂にて納経を行いました。
持参した経本を開き、開経偈、懺悔文、佛説摩訶般若波羅蜜多心経、延命十句観音経、回向文と、一字一字心を込めて唱えます。静寂な本堂に響く読経の声は、慌ただしい日常を忘れさせてくれる、巡礼ならではの尊い時間です。

納め札を札入れに入れて、お線香、ろうそく供え拝みます。何回巡礼を重ねても、心の奥底にある願いや、大切に思っているものは変わらないものだなと感じながら、静かにお参りすることで不思議に心が整います。

読経の後、ドライバーさんが教えてくださった天井を見上げると、そこには放射状に貼られた昔の「木の納め札」が。長い年月を経てなお、多くの人々の祈りがこの場所に集まっていたことを物語る、圧倒的な光景でした(残念ながら写真は禁止です)。

その後、10時30分に納経所にて御朱印を拝受。

国宝・三重塔の美しさと、安らぎの下山

参拝の後は、境内を散策。本堂の舞台からは、緑の木々の中に静かに佇む国宝・三重塔を眺めることができます。(強い日差しの青空と、塔の歴史ある佇まいのコントラストは、いつまでも眺めていたくなる美しさでした。

一乗寺は、法道仙人(ほうどうせんにん)によって開かれたとされています。ドライバーさんの解説のおかげで、単に景色を眺めるだけでなく、この山寺が刻んできた歴史にも思いを馳せることができました。

10時40分、名残惜しいですが下山を開始。 急階段なので、下りは膝に負担がかからないよう、手すりを使いながらゆっくりと一歩ずつ降りました。

10時50分に駐車場に停車していたタクシーに無事到着。集合時間の11時にはしっかりと間に合い、時間管理の面でも安心して参拝することができました。

一乗寺の素晴らしい空気と歴史に触れ、心も体もリフレッシュ。11時前、一乗寺を出発し、お待ちかねの昼食のお店へと向かいます。

昼食:夢乃そばでヤマサ蒲鉾・ツアー仲間の巡礼の志に触れる

一乗寺を後にして、11時30分頃、昼食の場所に到着しました。
お邪魔したのは、ヤマサ蒲鉾さんが運営するレストラン「夢乃そば」。緑豊かな山々に囲まれた、とても雰囲気の良いお店です。

いただいたのは、天ぷらやお蕎麦、小鉢が並ぶ豪華な御膳。
さすがは蒲鉾屋さんのレストラン、小鉢に添えられた蒲鉾がとても美味しく、お箸が進みます。暑い日でしたが、様々な食材で栄養を補給できたので、しっかりと午後も頑張れそうだと感じました。
※MKタクシーツアーでは昼食代はツアー料金に含まれています。

お食事の始まりは、とても静かでした。
今回は、全員がお一人参加の様子。それぞれが自身の巡礼に思いを馳せながら、静かに時間を過ごしているようでした。
しかし、お食事が進むにつれて、自然と会話が生まれます。

「これまで、どのくらい回られましたか?」
そんな問いかけから、皆さんの豊富な経験や巡礼への深い思いを伺うことができました。それぞれの回り方や感じたことなど巡礼という目的があるため、次第に会話も弾みます。

1周目は「ご先祖様のため」、2周目は「家族のため」、そして3周目は「自分のため」
お寺によっては自家用車で行くのは行き違いなどが難しい
先日巡礼で会った方はなんと煩悩の数と同じ「108周」を目指されている方もおられる

などなど。

一人で静かに回るのも良いですが、こうしてツアーで同じ志を持つ方々と出会い、それぞれの豊かな人生経験や信仰の形に触れられるのも、タクシーツアーならではの大きな魅力です。一期一会ではあったとしてもひとときのお仲間ができたような、とても温かい気持ちになりました。

姫路おでんは、次回の楽しみに

レストランの売店には、有名な「姫路おでん」も並んでいました。

しょうが醤油でいただく姫路おでん、ぜひおみやげとして購入したかったのですが、この日はあいにくの猛暑。
今回は持ち帰りを断念しました。「次回、涼しい季節に来た時の楽しみ」として、心に留めておきたいと思います。

お腹も心も満たされ、12時30分に昼食を終了。
タクシーに戻り、13時のロープウェイを目指して圓教寺へと向かいます。

酷暑の8月。それでも「夏の静寂」を感じられた理由

この日は、近畿地方で最高気温が40度に迫ろうかという、まさに酷暑。
実を言うと、私はこれまで暑さへの不安から、8月の巡礼は避けていました。

今回の巡礼のお寺は山寺なので勇気を出して参加してみました。
第26番:法華山(一乗寺)(兵庫県)- 山間に佇む静かなお寺で、境内の移動にも多くの石段があります。
第27番:書寫山(圓教寺)(兵庫県)- 書写山の山頂にあり、基本的にはロープウェイを使ってアクセスします。

石段を登る時は暑いですが、一歩境内の木陰に入れば、そこには凛とした「夏の静寂」があります。セミの声を聞きながら、緑の香りがする涼風に吹かれる時間は、夏の山寺ならではの素晴らしい体験でした。

そしてもうひとつは、移動中が涼しいタクシーの中であること。
汗をかいたまま炎天下で次の場所へ移動……という心配がなく、体力を温存しながら快適に目的地へ向かえる安心感が、真夏の参拝を支えてくれました。

自家用車VSタクシーツアー。参加者が語るリアルなメリット

昼食中の会話で、以前は自家用車で巡礼されていたという方が、タクシーツアーのありがたさをしみじみとお話されていました。

「自分で運転していると、慣れない山寺への細い道で対向車とすれ違うのが本当に気を使うのよ。駐車場を探して、入館のチケットを買って……。お参りする前に疲れちゃって、一日数カ寺を回るのは体力的に厳しかったわ」

そのお話を聞いて、私も大きく頷きました。
今回のMKタクシーツアーでは、運転のストレスはもちろん、駐車場の心配やチケット購入の手間もありません。
ドライバーさんや添乗員さんが全てスムーズにサポートしてくださるので、私たちは「お参りすること」だけに集中できます。

「時間と体力を、一番大切な参拝に使える」

これこそが、60代からの巡礼、特に真夏の巡礼において、タクシーツアーを選ぶ最大のメリットなのだと、改めて実感した昼食タイムでした。

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